木工 曲線のかたまり
これが実物。なんか変?材:オーク 仕上:オイルフィニッシュ(くるみ)
1/5の模型を基に実物の製作開始。しかし刺繍の糸を入れるキャビネット(Itobakoって名前付けました。)はすべて直線と直角で出来ているのですが、この椅子は全て曲線しかも3D。やはり私の頭脳では解析不可能と悟り直線でまとめて後から曲線にけずり出すことにしました。こんな訳で工房は粉塵まみれ作業ははかどらないわで、期限が迫ってきます。仕上がったのが提出期限前日!提出場所は名古屋!提出期限日に東名走って名古屋に行き日帰りの強行軍でした。しかし結果は見事落選。実物持ち込んで落ちた作品は、数点らしかったのでさらにがっかりでした。当然ですね、木工の技術がないのに加えて、模型と全然感じが違うんですもんね。製作する前に「木戯の会」の諸先輩から頑丈に頑丈にと言われ、ついつい部材が太くなってしまいこんな、ぶーちゃんになってしまいました。この椅子今は私の部屋にあります。パソコン使うときに重宝してます。
全て曲線で構成したのはなぜか?そうなんです。シーカヤックの影響なんです。今までとにかく直線と直角にこだわって木工を楽しんでいたのですが、木艇には、直線も直角もない、しかも美しい曲線のかたまり。曲線に目覚めてしまったのでした。
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